当ブログにご来訪いただき、ありがとうございます。このページではテント泊の本音の部分について書いていきます。来月は今シーズン初のテント泊を予定しています。
そういえば、どうしていつもテント泊なの?
小屋泊かテント泊なら、まだテント泊ならギリ出来るから……
突然ですが、ちょっと悩みを打ち明けてもいいですか……
山で寝るのってキツくないですか?
これって言っちゃいけないのかなと思っていましたが、私が好きな打田先生も著書の『薮岩魂』のエピローグに書かれていました。
「山に登るということは、絶対に山に寝るということでなければならない」
山の一体化を希求していた私は、大先達・田部重治氏の名言を信奉していた。
けれど、寝られない。睡眠不足は危険の一大要因なのに。テントでは、地面の冷えとゴツゴツは、マットやシェルフでは太刀打ちできない。
山小屋でも寝床は硬く、悲惨なイワシ缶は言わずもがな、他人の気配が睡眠をおびやかす。どこでも寝られるのが特技という人は多いが、ただただうらやましい。
出典:『薮岩魂』 打田鍈一
本当はこの後の日帰り登山へのこだわりと打田先生の考え方の方が好きなのですが、引用範囲が広くなりすぎてしまうので、該当部分だけを引用しました。
私も山で寝たくねぇ!
睡眠障害&パニック障害で会食恐怖だもんな……
夫も少し過敏なので打田先生の気持ちに共感していました。私の場合はもう病的なものなので、健常な方と同列に扱うのがおこがましいですが、「よくぞ書いてくださった」と思いました。
登山を始めて3年ほどは夫と共通の休みが週1日しかなく、強制日帰りだったので、その時より行ける山の選択肢は増えたはずなのに、今度は「山で寝る」という課題にぶち当たりました。
私の場合、山小屋で大勢でご飯を食べられないし、お酒も飲めない(飲み合わせ)し、テントは寝付けないし、感覚過敏だし、山小屋は個室に1度泊まっただけでギブアップだったし……
まだ山で寝ることは「楽しみ」とは捉えらていません。
「手段」として考えるしかないよな……
こういう体質的なものって、「ああだったら〜」「これさえなかったら〜」と思っても、もう仕方ないですよね。テント泊も何回もしていますが、一向に慣れないです。
配られたカードで勝負するしかない!
いいカードを持っている方には想像もできないような苦労があるかもしれない、誰にも苦労を理解されないかもしれない……
そんな劣位に立たされながらも、「山が好き」だと言えるのは、もう「強み」だと思おう。
人と比べず、自分なりのやり方とペースで、やっちゃえ日産!
テント泊というと「小屋泊の方が絶対いい」とか、会食ができないと言うと「疲れてたらお腹空くから関係ないよ」とか言われると、リアルでは一切言わないですが、「あなたはいいカードをすでに持っているんだよ!」と思います。
私もテント泊ならできるのはいいカードなのかもしれない!
自分のカードの大切さに気付くのもありだな!
こんな感じでテント泊の本音を書いてみました。
いろんな方がいて、人に言えないいろんな思いや苦労、不安があると思うので、私はこのブログの中ではどんどん弱さ、不安、苦労を書いていきたいです。
早速ですが、今日はテント場を予約しようとして電話した山小屋の方が高圧的すぎて、お豆腐メンタル崩壊。高圧的さにびっくりしてキョドってたら、超初心者だと思われて山小屋の方に説教をされました。
コミュ障は電話なんて日常でもしないんだよ!
ネット予約って、本当に神ですね……