当ブログにご来訪いただき、ありがとうございます。うつの洗脳を解かないと山が楽しめないので、早急に手を付けています。しかし、なかなか苦戦中です。
いつの間にか夏が終わってしまった!
今年の夏はあまり楽しめなかったね。
ほんの少し意欲が戻ってきたタイミングで、『うつになったらやるリスト』を始めました。
最初は1日1つするのもしんどかったのですが、「1つ出来たら二重マル、2つ出来たら最高、3つ出来たら生きるセンスあるよ!」と褒めながらやりました笑
- 朝起きたらカーテンと窓を開ける
- 好きな曲を聞く
- 瞑想をする
- ストレッチや軽い筋トレをする
- 散歩する
- アロマオイルをティッシュに垂らして香りを楽しむ
- 神様に祈る(何の神様でも)
- 野菜や海藻を食べる(ビタミンサプリでもOK)
- 首やお腹を温める
- 深呼吸をする
- 考えすぎていたら、手を叩いて今に戻る
- 過集中を使わない
- コーヒーを飲む(15時まで)
- コーギー(犬)の動画を見る
決して厳密にしないのが大切です!
特に散歩やストレッチ、瞑想、筋トレは1分でもいいという甘さです。日光浴は15分〜30分しなきゃと思うと面倒なので、窓とカーテンを開けるだけにしました。
リストをうつの時期に考えるのは大変なので、体調がいい時にうつの時でもやれそうなことをあらかじめリストアップしておきました。
頑張らないで!ゆるゆるで!
「面倒くさいな」と思っても、意外とやってみたら副交感神経が優位になって、リラックスできることや、その時間だけは不安から離れられることもありました。
人によって取りかかりやすさのハードルは異なると思うので、私のリストはあくまで参考程度に留めてください。
「自分に合いそう」が一番大事です!
上記のリストのことを継続して、うつ自体は早めに回復はしてきていたのですが、不安感には相変わらず襲われました。
今の状態ではバイアスがかかってしまうので、セルフ認知行動療法は無理だと判断しました。
さらに、一人でよく登っていた里山に3ヶ月ぶりに登ってみたのですが、不安で何度も引き返そうとしてしまうくらい不安感が強い。こんなことは今までなかったのです。
山だけに限った話なら分かりやすいのですが、日常生活の場面でも不安が発作的に起こるので、もうお手上げ状態。
もうお医者さんに相談の領域だろ!
いつも寝る前に処方してる抗精神病薬を頓服で出すね!
過去に抗うつ薬で躁転したり、抗不安剤に依存したりしたため、私は気分安定薬+抗精神病薬(非定型・MARTA)+睡眠薬で治療しています。
不眠時にも、過去の強迫性障害のような症状にも、今回ような不安障害のような症状にでも、いつも頓服として出る抗精神病薬……
なんか「抗精神病薬」って名前が強くてずるい!
しかし、個人的におすすめはできない薬です。私は初めてその薬を飲んだ日、布団から一切起き上がることが出来ず、主治医に「二度と出さないでください!」と言いました。
結局、薬にも相性があるらしく、他の薬が合わず、渋々飲むことになりましたが……
頓服としての最低量でも、過剰な不安とイライラは消失していくのですが、クリアな感じは失われ、ぼーっとして、1/4ぐらいは夢の中にいる感じです。
「世界はこれぐらいで見たほうが楽なんだ」と思いました笑
しかし、登山と相性悪いな!
流石に登山中に頓服として飲んだら寝ちゃう?
ただ、そこまでしなくても、その薬の普段飲む量を調整したことと「最悪この薬を飲めば大丈夫」という思いが、少し快方に向かわせている気がします。
その後、里山にも再挑戦しましたが、いつものように登ることが出来ました。
あとは、もっと緊張したり、不得手に感じたりする場面でも、過剰な不安に襲われないように、自分でも適応できる思考を組み立てます。
何度でも這い上がってやる!
話は変わりますが、この前に図書館で借りた本に書いてあったのですが、双極性障害の方の自殺率は精神疾患の中でも非常に高いのだそうです。
せっかく持てた趣味一つにしても、周りが当たり前にできることができなくて、こんなに大変な思いして、こんなに苦しんで、もう辞めたいと何度も思ってるので納得です。
死にたくなることが何度もやってくる人生を生きながら山に登ってるんだから、景色が綺麗に見えるに決まってる笑(と思うことにしています)
人生自体がサバイバルだからな!
サバイバルして、山登って、忙しいよ!
どうせ生きるなら、これからもなるべく前向きに生きていきたいと思います。また経過を報告させてください。
このページのトップ画像は甲武信ヶ岳の千曲川源流コースのなめ滝です。7月末の不安真っ只中の時に行って「引き返そう」と言ったところです。(なんて思い出だ!)感覚過敏マックスで、滝の音が轟音に聞こえました。いいコースなので、今度また再挑戦したいです。